— はじめに、普段のケアで大事にされていることを教えてください。
神崎:私は美容家という仕事柄、いろいろな化粧品を試すのですが、自分の肌のコンディションを見ながら組み立てていくんです。それが、実は大事なことなのではと思っています。その時の自分に必要なものを、必要なだけ摂っていく。栄養ももちろん重要で、肌を自分で育てていく上で、大きな手応えを感じているところです。
— ご自分の肌と長く向き合ってこられたからこそですね。
神崎:そうですね、でもそこにたどり着いたのは、この40代になってからなんです。やはりそれまでは、人にいいと言われたものを使ってみたりとか、これ食べると良いよって薦められたものを食べてっていうような。本当にいろいろなものを試し続けていました。
そこで、自分の体感や肌、体調と照らし合わせた中で、「 もしかして人はいいって言っているけど、これは自分には合わないんじゃないか?」とか、「言うほど自分には合わないかも」ってわかってきたことでもあります。
私も毎年誕生してくるコスメの多さにとても驚いていますが、情報とモノに溺れているようなこの時代に、自分に合ったものを選び取れる人がどれだけいるんだろうというのは、美容家として心配しているところなんです。
その中でも最善と言いますか、自分に良いもの、 自分に良い影響や可能性を持たせてくれるものを選び取る知識やセンスを、これから自分の中で育てていかなきゃいけない時代になったなって思います。
私が自分の肌を分析するのが好きなのは、必要のないものにお金も時間も使わないで、本当に自分の肌に必要な、可能性を感じられるものだけを選択して使っていけるからなんです。今回体験させていただいた「Beauty DNA Program」もそのサポートをしてくれるんじゃないかなと思います。
— 美容家の観点から、一生変わらないDNAで自分が生まれ持つ肌の特性がわかることの良さは何でしょうか。
神崎:やはり自分がいいと思って食べていたもの、自分の美しさにつながると思って食べていたものが、実は炎症を引き起こしたりとか、お肌を美しさとは別の方向に傾かせているっていうところがあって。自分の生まれ持った肌の特性を知るだけで、美しさにとっても大きな前進になるなって思います。
私はたくさんの方に「何からはじめたらいいですか?」と聞かれることが多いのですが、「まず自分のことを知るところからはじめてください」とお伝えするようにしています。そうすると結果、無駄なお金も時間も使わなくていいし、本当に自分が進むべき方向がクリアになるんですよね。
私が続けているトレーニングでも最初に全部計測するんです。体脂肪とか体重とか全部。ドキドキするんですけれど(笑)。でもそれを明確にすることで、迷わなくて済むというか、自分がやるべきことが明確になるんです。だから、まず「自分を知る」というのはもう本当に大前提として、とても大事なことだなって思います。
もちろんこのDNA検査で、「やっぱりそうか…」ってちょっと萎えてしまう部分もあるとは思うんです。でも自分の肌の生まれ持った特性を知ることで、いくらでも自分の肌を変えられる可能性があるというのを同時に見られるのが、希望だなと思います。 自分の肌の特性と伸ばしどころをしっかりと照らし合わせながら、期待を持ってケアを選択していけるというところがまず、大きな意味があると感じています。
— 「Beauty DNA Program」は自分の肌のことはもちろん、ぴったりのケア方法もわかります。
神崎:お肌に関しても、できるだけ早く自分の肌の特性を知ることで守れたり、ちょっと工夫して立て直していったり、いくらでも手を打てますよね。私は若い世代から、できるだけ早くから知ったほうが、自分の力になるんじゃないかなと感じています。「Beauty DNA Program」が何十年か前にできていたら、きっと私の今の肌も違っただろうなとも思うんです。「知る」ということは年齢に関わらず、美しさへの大きな力になると思います。
— もっと早く「Beauty DNA Program」を知りたかった、と。
神崎:肌ってやはり生活環境だったり、自分がどう生きているかが出てきますよね。知っていれば、避けられたり守れたり、いくらでもできるというのを体感しているので、自分の肌について知らないよりも詳しく知るほうが、何倍も良いなというのは感じます。
例えばこれが自分の子どもだったら、きっとあの手この手を尽くすと思うんですよ。子どもの弱いところ、伸びるところを親として知っていたら。 ただ「美容」と「自分」に置き換えると、どうしてもそこが明確にならないというか。 自分ごととして大事にできないというか。ですから、自分に対してちょっと客観的に手を打つ方法を自分に投げかけられるっていうのは、わかりやすいし、行動に移しやすい。
生まれ持った肌の特性は知りつつ、そこから上手に工夫できたら、今思っている「自分はこの肌」を超えられるんですよね、きっと。そこはとても大きな希望だと思います。今ちょっと自分の肌に諦めを感じられている方も、もしかしたらまだまだきれいになれる可能性をお持ちの方のほうが多いのではと感じます。 「Beauty DNA Program」は、自分の美しさを発揮するために、とても大きな力になってくれるんじゃないかなって思います。もっと早く私も知りたかったです(笑)。
— 「肌体質」「肌レジリエンス力」「ビタミン調整力」など合計27項目にわたる充実の検査項目や、きめ細やかなパーソナルセッションなども「Beauty DNA Program」の特長ですが、実際に体験されてみていかがでしたか。
神崎:検査結果は、もうやっぱりなと思いました(笑)! 私はとにかく紫外線に弱いんです。すぐ日焼けしたり、シミが出てきたり。かといって肌トラブル、たとえばニキビができたりとか、しぼんだりってことはあんまりないんですけど、とにかく紫外線の影響が出やすい。それが検査結果にも出ていたのでスッキリしました。落ち込むとかはまったくなくて、原因が明確になるって清々しいんです。もう、あとはやるだけなので。自分がやるべきところがパーンと開けた感じで、悩まなくて済みます。
カウンセリングも楽しかったです。担当いただいたパーソナルビューティーパートナーの方が褒めて伸ばしてくださいました。自分のことがわかっているとある程度調整もできますが、自分だけでは調整しきれない部分もやはりあって。そこを結果で確認できて、やるべき方向をこっちだよってカウンセリングで導いてもらえると、とてもうれしいです。
あと、インナーケアについても話していただきました。というのも、疲れを溜めないことが今の私にとって優先順位が高いんですよね。 なので、カウンセリングを受けられる方にとっての優先順位をしっかりコミュニケーションをとる中で見極めてくださっていると、わかってくださってるなっていう信頼感が生まれると思いました。栄養素の話もパーソナルな要素が多いので、自分にとっての必要な栄養素やそれぞれの肌環境を捉えた生活習慣までふみ込んで選択肢を広げてくれるっていうのは、とてもいい軸になるなと思いました。
— 今後ケアに取り入れてみようとか思われたところはありますか?
神崎:まず私の場合は、ストレスマネジメントですね。あとは睡眠だったり、紫外線対策をもう一度しっかりと見直したいです。
実は、息子たちにも受けてほしいなと思いました。学生さんや親子のスキンケア講座もしていますが、学生さんの中にはニキビに悩んで、学校生活が気持ちよく過ごせないっていう声がまだまだ多く。親御さんたちも、お子さんの肌をどうやってケアしたらいいか?と迷われている方も多くて。その点、「Beauty DNA Program」は、自分の日々や肌を健やかにするためのきっかけにもなるんじゃないかなと思います。
美容が家族のコミュニケーションになるっていうのも、うれしいですよね。美容は、日々を豊かにするというところにつながっていくので、お肌についてもその1つになるといいなと思います。我が家でも「いま化粧水何使ってるの?」「肌、なんか調子いいね」とか、美容が自然な関わり合いの1つになっています。
— 最後に、「Beauty DNA Program」を体験してみようと思われている方々に、メッセージをお願いします。
神崎:たとえば、今スキンケアをしてるけど、なかなか思うように美しさが伸びないと思っていらっしゃる方も多いでしょう。もしくは、何をやったら良いのかわからないという方もいらっしゃるでしょう。
今回体験させていただいた「Beauty DNA Program」は、その迷いだったり、自分の中に浮かんでいるクエスチョンを気持ちよくクリアにできると思います。自分自身の、まだまだきれいになれるチャンスというか、アプローチ方法が明確になるので、自分への手応えをしっかり感じることができるのではないでしょうか。
気楽な気持ちで自分のことを知ることができるって、とても楽しいです。それに、「自分を知る」ことは、自分の美しさを力強く広げていく1つのきっかけになると思いますし、今後の自分を育てるという意味でのやりがいにもつながるのではないかと思います。ぜひ体感してもらいたいですね。
PROFILE
神崎恵 さん
1975年生まれ。美容家であり、3人の息子をもつ母。美容誌だけでなく、数多くの雑誌、メディア、イベントなどで活躍中。著書累計発行部数は170万部を突破。日々の暮らしや美容情報満載のInstagramはフォロワー数90万人を超える。